日本先行型
日本先行型の結婚のメリット
日本先行型の結婚（日本で日本人とフィリピン人パートナーが結婚）のメリットは、行わなければならない手順の少なさです。フィリピンで先に結婚して日本で婚姻届を出すよりもはるかに手順が少ないので、条件に合致するお客様は日本先行型で結婚するほうがおすすめです。
日本先行型がお勧めできないパターン
フィリピンでは現在日本や欧米のような洗練されたコンピュータシステムによる戸籍管理が徹底できていません。そのためフィリピン人が過去にフィリピン国内での婚姻歴があるにもかかわらず、離婚無効裁判（アナルメント）をしないまま外国で別の外国人パートナーと結婚をしてしまい、その結婚の事実をフィリピン大使館を通じてフィリピンの国家統計局に登録してしまうと、帳簿上は２つの婚姻が記録されることになります。
● 重婚状態でも気にならないのであれば（今は）平気なケース
海外で結婚したフィリピン人がそのまま海外で生活し、二度とフィリピンに戻ってこないのであれば、この重婚状態はさほど気にすることでも無いかもしれません。
ただし、今後フィリピンの経済が向上し、行政における記録管理がもっと洗練された形で管理されるようになれば、このような不都合な状態はすぐに検出されてしまうかもしれず、将来に渡って問題にならないという保証がありません。
● 重婚状態は絶対にやめたほうが良いケース
前述のケースは結婚した両名が二度とフィリピンに戻らないことが前提でしたが、フィリピン国内に戻ってきて子供を授かり、出生証明を出そうとした場合や、在比日本国大使館でフィリピン人パートナーの日本在留資格の申請などをすると問題が起こります。
日本大使館では、フィリピン人に配偶者ビザを発行する場合、必ずフィリピンのPSA（国家統計局）に婚姻履歴の検索依頼をかけます。すると、この２重婚姻の履歴がでてきてしまい、問題となるケースが報告されています。
日本で婚姻のみを扱う業者の危険性
一部の業者は、このような事実を隠して、いかにも日本で結婚を行ったほうがすべての面で得であるとする記事を流布していますが、これは事実ではありませんので、ご自分は大丈夫なのかを十分に注意深く検証してください。
● 結婚だけではない長い付き合いができるコンサルタンシーを選びましょう
外国人との結婚を契機として、結婚ビザ、養子縁組、出生届け、そして不運にもパートナーと離れなければならなくなった場合は、離婚手続きなど、さまざまな行政手続きの必要性が出てきます。結婚だけ、ビザだけという短期でのお付き合いではなく、一度お預かりしたお客様のデータを先進の暗号化されたクラウドシステムで管理し、いつでもお客様のニーズに対応でき、常に最適なケースをご提案できるのがアスパイアスコープです。
お客様に一番良いソリューションを提供できます
私たちは、一番大切なのは、お客様にとって一番メリットがある方法を提案できるかどうかだと考えています。
様々な問題に対してご相談に応じますのでお問い合わせください。